6月9日月曜日はキリスト教の祭日「聖霊降臨節の月曜日」で、丁度3連休の最終日にあたりました。久しぶりに朝からよく晴れましたが、時折曇る肌寒い一日でした。
午後から北部の町Wiltzで開催されたFête du Genêt(金雀枝祭)を見学に行きました。75周年とのことで、入場券売り場に置いてあった無料カタログには、75年を振り返る歴史記事と昔の写真が掲載されていました。戦後1949年6月6日に第一回のイベントが開催されました。当時はトラクターではなく馬で山車を引いていました。
75周年とのことで、大公殿下も観覧されていました。かって何回か見学したコロナ前に比べると人出が少ない感じで、開始時間14時半過ぎに着いたのに市役所前のVIP席前で、撮影することができました。でも報道カメラマンが何人もときどき目の前に来るので、写真撮影は容易ではなかったです。ただ、VIP席前にいた警官2人は、道路真ん中で写真撮影しても遮ることはなく、ガードマン1人がときどき制止していました。
ルクセンブルクだけでなく、ベルギー、フランス、ドイツからのグループも参加していました。国内の移民ではポルトガルとカーボベルデからの移民グループが参加していました。また、フランスからはボスニア移民のグループが参加していました。全部で36の山車、音楽、踊り、アクロバットグループが参加して、VIP席前では、演技を披露していました。最後は、例年通り黄色い花である金雀枝の女王と副女王たちの山車で、見物客から大きな拍手で迎えられました。
パレードが終わると城内ではコンサートが開始し、子供たちに遊具が提供されていました。
歩こう会のメンバー5人のうち、なんと4人が見物に訪れていました。でも私は写真撮影で別行動でした。
日本語では金雀枝 (えにしだ)と呼ばれる黄色い花は春の代表的な花で、国内各地で見ることができます。

















