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Christmas market 2024 -3

12月6日のセント・二コラの日は、南部の町Differdangeのクリスマス市に久しぶりに行ってきました。Differdangeは、首都ルクセンブルク市の13.5万人、前回紹介したエッシュ3.75万人に、次いで国内第3位の3万人の人口を持つ街で、駅前再開発により、仏系大手スーパーであるオーシャンを中核とするショッピングセンターができ、周辺にはタワーマンをはじめとする数多くのマンション群が建設されて、人口が急増しています。過去13年で8万人以上が増加しています。今でもアルセル・メタルの大きな工場が稼働しており、20世紀初頭にイタリアからの移民で鉄鋼業が盛んになった歴史から、今でもイタリア系のレストランやパン屋があちこちに見られます。新たにラーメン屋も開店していました。
ところで、当クリスマス市もかってに比べて半分以下のスペースになり、規模がかなり小さくなりました。14時過ぎに行ったときはがらがらでしたが、町を散策後、15時過ぎに戻ると、子供たちの団体や家族連れが来ていました。首都では有料の子供用遊具が無料だったのには驚きました。クリスマス市もイタリア系のスタンドがあり、シシリー島のフライやお菓子を販売していました。ここのクリスマス市名物の暖かいワインは自家製でフルーツを入れて煮込んだもので、しかも他では4ユーロ以上するのになんと3ユーロと格安でした。図柄のあるカップ込みで6ユーロですが、返却するとカップ代3ユーロが戻って来ます。

ところで、ルクセンブルクでは首都やエッシュでの治安の悪化で、新たにポリス・ローカルの腕章をつけた警官による巡回が7月からテスト運用されていましたが、好調な結果を受けて、第3の町であるDifferdangeにも適用されることになりました。従来、警察は事件・事故の事後処理がメインでしたが、ポリス・ローカルは、治安の悪い地区やイベント会場などを巡回することで、制服を犯罪予備軍に見せつけて、犯罪を予防することがメインの目的になっています。
https://www.vdl.lu/en/news/results-local-police-unit-pilot-project-luxembourg-city-and-esch-sur-alzette
https://www.virgule.lu/luxembourg/une-troisieme-ville-bientot-munie-d-une-police-locale-apres-luxembourg-et-esch/28489673.html

国内のクリスマス市巡りはまだ続きます。国内だけでなく天候次第ですが、日本人村があるドイツのデユッセルドルフにも買物を兼ねて、クリスマス市を見学に行くことも計画しています。

キリストの誕生を表現する人形群は、フランスなど他国では、キリストが誕生するクリスマス後に置かれるが、ルクセンブルクでは、クリスマス前から置かれているケースが多い。