夏休みで、あちこち長期旅行に行かれる人も多いと思いますが、私は混雑を避けて気候がいい夏は国内や近場で過ごすことが多いです。7月24日は日帰りで久しぶりにライン川中流地方に列車で行ってきました。ルクセンブルクは小さな国なので、日帰りで気軽に外国旅行を楽しめます。ルクセンブルクからコブレンツへの列車は、モーゼル川沿いを走っているため、車窓からの景色もとてもきれいです。また、コブレンツからマインツに向かう列車もライン川沿いを走っているので、車窓からライン川の絶景を堪能できます。
今回は、ライン川下り沿いの観光都市として有名なボッパルトと近くの木組みの家と城壁に囲まれた町レンスに行ってきました。ボッパルトには、数多くの豪華クルーズ船が停泊していて、中心部や川沿いは観光客で賑わっていました。ボッパルトからレンスまでは、ライン川の絶景を楽しめる12キロのハイキングコースがありますが、岩肌を上っていく急な斜面が続くため、今回は絶景ポイント前で引き返して、市内散策を楽しんできました。途中、軍人グループが負傷した隊員を救助する訓練をしていました。ハイキングコースはヘルメット、リュック、ザイルなど本格的な装備をした登山者グループもいました。タウンシューズで登るようなコースではなかったみたいです。なお、絶景ポイントまでは2人用リフトでも登れます。中心街に日本の百円ショップに当たるユーロショップがあったのですが、かって大半を占めていた1ユーロ商品はあまりなくほとんどが1.5ユーロ以上で値札が付け替えられていました。
次いで、各駅列車で2個目のレンスに行きました。こちらは、観光客らしい人は全くおらず、スカウトのグループが何組にも分かれて市内探訪をガイドの説明を受けながらしていました。小さな町ですが、あちこちに旧市街を囲む城壁が残り、中心街には、木組みの古いが何軒も残っていました。ドイツには木組みの家が見られる町が数多くあり、木組みの家街道もあります。