ルクセンブルクでは、3月21日の週は連日雲一つない快晴の天気が続いています。朝晩はまだ10度以下ですが、午後には日なたで25度まで上がり、Tシャツの若者やノースリーブの女性を数多く見かけるようになりました。初夏の陽気で、桜の花も一斉に咲き初め、早くも満開になっている木が多いです。
この天気は週末まで続く予報で、今週末はお花見日和になりそうです。ルクセンブルクではお花の下でパーティというよりは、屋外でバーベキューを楽しむ人が多いです。
24日の午後、モーゼル地方にバスで行って来ましたが、あちこちで満開になった桜が見られました。河岸段丘を下ってブドウ畑の中を通る道の片側には桜並木が続いていて、ちょうど見ごろになっていました。Remichでもモーゼル川沿いで満開になった桜が見られました。
今週の話題から最後に3点取り上げてみます。
1.インフレの加速で、インデックス調整による給与年金引き上げが今年は少なくとも2回予想されていましたが、有名なルクセンブルクモデルとして知られているトリパルティット(政労使三者協議)で1回のみに決まり、2回目は来年に持ち越されました。
2.新型コロナ新規感染者数が、先週は、前々週を3割も上回りました。24日の新規感染者数は再び2月2日以来となる2千人を超えて2183人で、陽性率も4割を超え、死者も4人増えて総計1023人となりました。ただ入院患者数は、ICU3人を含めても39人とあまり変化がないです。
3.2021年の年間住宅価格上昇が13.9%と依然として1割を超えていますが、2020年の14.5%よりはわずかに下がっています。80平米のアパートの価格が8年間で倍になったとの記事もありました。2013年の34.9万ユーロが、2021年には69.6万ユーロ。