3月3日金曜日は、週1回のハイキングクラブの日で、今回はキルヒベルクから空港まで森を通って歩きました。まずトラムで国会図書館前まで行き、バス通りを下ってNeudorfまで降り、谷底を空港方面に少し歩いてから、今度はCents側の階段を上って、丘の上に広がる森の中を谷沿いに歩きました。Neudorfの住宅地の終わり近くで、再び谷に降り、今度は、空港への裏道沿いの森の中に入り空港ターミナル近くまで森の中を歩きました。森の中は、ほぼ平らで、犬を連れて散歩している人が何組かいました。また途中、高速の高架下近くで、小スイスで見られるような岩がありました。
空港に行くのは久しぶりで、ターミナルビルの前に着くと丁度路線バスが着いたところで、多くの人が足早にターミナルに入っていきました。ビル内は金曜の17時過ぎのせいかすごい混雑で、こんなに混んでいるのを見たのは初めてでした。チェックインの仕方が変更になったみたいで、通常はすぐに行けたチェックインカウンターやオンラインチェックイン済での直接セキュリティチエックコーナーへは直接行けず、長い行列がビル入口付近から続いていました。行列をしり目に、2階の眺望レストランで飛行機の離着陸を初めて眺めながら、お茶を楽しみました。空港なので価格が高いかと思いましたが、町の中並みでカプチーノは3.2ユーロでした。
当初、天気予報では、当日から気温が下がって曇りの予報でしたが、快晴の天気が一日伸びて、絶好のハイキング日和でした。ただ、今週末からは天気が崩れて、真冬の気温に戻る予報です。
昨日に続いて、朝から、鶴の大きな群れが北に向かう姿が、何組も見られ、ハイキング中にも目にしました。どうやら本格的な渡り鳥シーズンになったみたいです。通常、群れはV字形を描いて足早に飛び去って行きますが、ある場所では何回も同じところを旋回して、しばらくしてから、再びV字形を描いて飛び去ります。先頭を飛ぶリーダーがまるで群れの乱れを調整しているみたいです。渡り鳥には残念ながら詳しくないのでわからないですが、GPSも磁石もなく本能だけでアフリカから何千キロも離れた北欧の生息地まで間違わずに行けるのは不思議です。しかも、すごいのは睡眠や休息のために地上に降りることなく、飛行中熟睡を繰り返しながら何千キロも飛行を続けられることです。専門家によると飛行機のように熟睡中は自動飛行モードに切り替わるとのことです。
観光
sightseeing