散策会の活動は、寒さに関係なく週1回行われていますが、1月18日の土曜日は、国鉄のCents-Hamn駅から、Luxembourg American Cemetery and Memorialまで歩いて、墓地を見学してきました。私は、2度目でしたが、参加者は初めてでした。前回も冬でしたが、かってに比べて米軍墓地への表示板が途中に増えて、わかりやすくなっていました。冬季以外はバスも運行されるようになって便利になったみたいです。当日は、車で家族連れが何組か来ていました。
今回は、唯一女性として葬られている看護師の墓を見つけたかったので、場所を事務所で確認しましたが、地図上に表示されていた記号の意味を取り違えて見つけられませんでした。次回、暖かくなったら再挑戦するつもりです。事務所内のパネルには、奇しくも、パットン将軍同様に戦後、不慮の交通事故でなくなった看護師の説明が写真入りで、展示されていました。パットン将軍と同じく、かって一緒した仲間がいる墓地に葬られています。
ルクセンブルクの墓地は、一度、米軍に解放された後、最後の独軍反撃が1944年12月に実施されたアルデンヌの戦いで戦死した兵士が主に葬られています。かって訪問したノルマンディー上陸作戦で戦死した兵士の墓地は1万人弱でしたから、5千人余りの当地は半分ほどの規模でした。インターネットもない時代でしたから、たまたま家族で滞在したノルマンディーのバカンス村近くにあったため、偶然、見つけました。
当日は、ルクセンブルクに1980年代にいた人にとってはおなじみであった中心街の一角にある小型スーパーマーケット’アリマの閉店の日でした。ベルギーのデレーズに買収されてしまい、地元の小型百貨店モノポールの閉店に続いて地元で知られた店がなくなりました。モノポールの最上階にはセルフレストランがあったため、開業中は時々利用していました。午後のお茶の時間は、地元のおばあさんが1人で何人も別々のテーブルで静かにケーキを食べている風景が今でも目に焼き付いています。モノポールを知らない日本人も多くなったと思います。
https://today.rtl.lu/news/luxembourg/a/2268114.html
https://www.cityshopping.lu/en/news/rediscover-our-city-monopol