9月4日は、久しぶりに朝からよく晴れて、25度まで上がっていたので、午後からプチ・スイスの絶景が見られるハイキング・コースを歩きに行くことにしました。12時53分の111番バスで中央駅を経ち、17時過ぎに同じ111番バスで中央駅に戻って来ました。4時間強の旅行で、晴天に恵まれたハイキングを堪能して、プチ・スイス一番の観光名所である小さな滝「Schéissendëmpel」も初めて見てきました。
111番バスで、Consdorf Postで下車し、村の北西はずれにあるキャンピング場入口まで歩いて、キャンピング場の脇に沿って歩いて森に入り、展望台を見て、岩の下に降りると駐車場があります。平日なのに、かなりの台数の車が停車してました。駐車場脇には小さな池が3つありました。コースは池の方角ではなく、駐車場を横切り、車道を渡って、右にある登り口から登って行きます。登り口には、案内板が、また、駐車場正面には掲示板の地図もあります。ルクセンブルクのハイキングコースは地図を持たなくても、案内表示に沿って歩けば、迷わずに目的地まで行けるように、よく整備されています。山のハイキングと違って森の中で、しかも道路沿いなので、遭難する心配もないです。今回のハイキングでも、普段着で、何も持たず、スカートで彼氏と歩いている若い女性もいました。平日午後なので、若いカップルが多く、シニア夫婦はノルディックウォーク1組だけでした。Goldkaul、Goldfralee、Eilebuergと特徴的な様々な岩を滝に着くまでに楽しめます。特に、岩の間を降りたり、岩と岩との間にある薄暗い狭い道を歩くことができます。滝までは、3.3kmで、今回の目的地であるMullerthalまでは、4.4㎞です。ただ、滝までのルートは登り降りが続いて起伏が激しいため距離が短いわりには、疲れます。
滝を眼下に見下ろす地点に着くと、滝の周辺には数多くの観光客が見れました。滝には、近くの駐車場に車を止めて来る観光客も多いです。滝が流れる川の上にある車道まで一気に下り、車道を横切り、小さな橋を渡って、下に降りると滝が見えます。暑かったため、滝から落ちる水を浴びている男性もいました。なかなか人を避けて写真を撮るのが難しかったです。車道からも見ることはできます。
前記、シニア夫婦を途中で追い越しましたが、滝見物で追いつかれました。でも滝には目もくれずに、さらに先のルートを歩いて行きました。
滝からはMullenthalのキャンピング場まで、川沿いに歩いて行けます。キャンピング場先にあるバス停から15時56分の470番バスで、Consdorf Haenrichtで降り、反対側にあるバス停から111番バスで戻りました。時刻表では470番バスは16時13分着、111番バスは16時9分発なので間に合わないと思ってましたが、若い女性が待っていたので、もしやと思ったら、やはりバスは遅れて16時20分に来たので、うまく乗継できました。
ルクセンブルクのいいところは、半日で気軽にハイキングを楽しめるため、朝、よく晴れているのを確認して、お昼に行って帰ってくることができる点です。Mullenthalでは、あちこちをハイキングしていますが、様々な岩、池、滝を楽しめる点では、最も美しいコースの一つです。
なお、今回のコースは次のサイトで詳細がわかります。
https://www.mullerthal-trail.lu/en/fiche/walking/circular-walk-consdorf
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