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教会巡りーEsch 2022

3月26日の土曜日も朝からよく晴れて、午後にはカジュアルシャツだけで歩けるほどの初夏の陽気でした。すでに当サイトでも紹介しましたように欧州文化都市に指定されたEschでは、毎週末イベントが開催されており、26日の週末はカソリック教会とイスラムセンターで一般公開が行われました。日本でしたら、建物巡りではスタンプラリーが行われることが多いため、子供連れの家族で参加する人をよく見かけますが、ルクセンブルクでは、スタンプラリーはないため、子供連れで訪問している人はいませんでした。
市内バスと徒歩で、市内各地に散らばるカソリック教会を訪問してきました。駅から遠い教会2か所は、訪問者は私だけで、市内中心にある教会では芸術家の展覧会が開催されていることもあって、混雑するほどではなかったでしたが、そこそこ訪問者がいました。別の教会では、キリストの聖骸布展を開催していて、ビデオ開設もありましたが、残念ながら展示は全てドイツ語、ビデオ字幕はイタリア語でした。イタリア教会では、移民100周年の記念で古写真で見る移民の展覧会がありました。
ルクセンブルクでは、初めてモスクのあるイスラムセンター内部を見学しました。イスラム教徒の大半はユーゴ紛争でのボスニア移民とのことでしたが、モスクには肌の色が黒い人も何人も来て、礼拝していました。モスクは、普通の部屋に絨毯が敷かれただけで、装飾も全くなくシンプルでした。17時のガイドツアー開始の30分前に着いたので、ガイドの男性が喫茶室に誘ってくれ、飲み物とケーキをご馳走になりました。初めはコーラで、後でトルコ・コーヒーをもらいました。前2回のガイドツアーは混んでいたとのことでしたが、17時に始まったときは、私一人でした。あとで、仏語を話す白人男性が加わりました。コソボ出身の若い男性ガイドの仏語は、母国語でないため、わかりやすかったですが、さすがに2時間以上も説明を聞いてると疲れてしまいました。帰りにオリーブオイルなど記念品をもらいました。27日には、すでに申し込みが終わりましたが、イスラム料理の夕食が無料提供されるとのことでした。ただガイドツアーは事前申し込みなく27日も11、14、17時の3回行われます。