ブリュージュからの帰り、ブリュッセルでの乗換待ち時間を少し延長して、久しぶりに私の好きな地区を散策してきました。コロナ後の初めての散策で町が様変わりしていたのに驚かされました。
観光客で賑わうグラン・プラスを通り過ぎて、証券取引所の前の通りに出ると、かっては車の往来があった通りが緑地化された歩行者専用道に生まれ変わっていました。
先夜ホテルで見たニュースで、欧州では夏の猛暑対策とオーバーツーリズムが大きな課題になっていると放映していたのを思い出しました。日本では、日曜に繁華街車道を歩行者天国することはあっても、大胆に緑化歩道に変えることは思いつかないでしょう。大都市は緑を増やすことで、気温を5度近く下げる効果があるとも言われてます。
しかも、メインの通りを歩道化したため、メインに通じる車道の一部も緑化で通行止めにしていました。
この緑化された脇道を進むと私が好きな展示場兼カフェが旧市場の建物内にあります。さすがに、この辺りは、地元の人だけで、天気がよかったので外のテラスで午後のひと時を過ごす人で混雑していました。メインの通りを囲む放射状の道を歩いて、中華街にいきましたが、中華の店が大幅になくなり、ここも様変わりでした。
残念ながら、グラン・プラスでは日本人は全く見かけませんでした。やはり、まだ日本人観光客は、円安もあって、あまり戻ってないみたいです。東南アジアからのスカーフをした女性の団体客がいたのとは対照的でした。
観光
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