夏シリーズの2回目は、国内最大の都市で首都でもあるルクセンブルク市を取り上げてみます。第2の都市エッシュの人口が3.7万人に対し、首都ルクセンブルク市は4倍弱の13.5万人です。
国内全人口の5人に1人が住む国内最大の都市で、首都への人口集中が顕著です。人口の7割強が外国人で、ルクセンブルク人はわずか3割に満たないです。ただ人口の88%は欧州人で、アジア人は8277人、アフリカ人は4634人、アメリカ大陸人は3163人に過ぎないです。ルクセンブルク人39826人、フランス人20827人、ポルトガル人11351人が上位3か国人で、アジアではインド人2294人、中国人1528人、シリア918人、トルコ708人に次いで5位が日本人401人です。国内に日本人は760人余りとのことですので、半数以上が首都に住んでいることになります。首都は24地区に分かれていますが、日本人が多いのはインターナショナルスクール(ISL)や日本語補習校があるメール地区57人、隣接するベレアー地区72人、そして日本大使館があるリンぺスブルク地区56人の上位3地区で3割を占めていて、センター9人や中央駅地区14人など商業地は少ないです。
緑が多い首都ですが、全体の22%を森が占めていて、建物がある面積は3割、農地が27.7%を占めています。
今年から、かって駐車場であった憲法広場が公園化されて、初めてビーチが設置され、ビーチチェアーでくつろげるようになりました。また長らく工事中であったギヨーム広場も工事が終わり、水が噴き出す設備が設置され、子供たちが水遊びを楽しんでいます。
8月6日の火曜日は、有名な英国のGoodboysによるライブDJが、運行中のトラム車内で開催され、多くの乗客が楽しんでいました。
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