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欧州の三か国国境地点では、オランダ、ベルギー、ドイツの国境地点が有名で、日本のガイドブックに紹介されているほどの観光地で、土産物屋、レストラン、パノラマの風景が楽しめる塔などの観光施設が集まっています。温泉と大聖堂で有名なアーヘンの近くに位置しています。

ドイツ、フランス、ベルギーの3か国に囲まれたルクセンブルクでは、3か国の国境地点が3か所あります。今回、訪問した北部地方に1か所、すでに当サイトでも紹介したシェンゲンからモーゼル川を渡ったドイツとフランスで1か所、それに南西部に位置するベルギー、フランスとの国境で1か所です。
でも、いずれも3か国の国境が交わる地点は川の真ん中で、記念碑があるのは、北部の1カ所だけです。北部のベルギー国境近くの町Weiswampachの先に最高地点があり、この町を挟んで、反対側の手前にドイツ、ベルギーとの3か国国境があります。この国境に近い村Lielerを過ぎると、いろは坂のようなカーブの連続で峡谷に降りていきます。第二最高地点では強い風が吹いていて寒かったですが、谷底の四方を丘で囲まれた盆地は、風がまったくなかってです。
記念碑はベルギー側に入って、すぐのところで、道路沿いに駐車場がありました。10台近く車が駐車していましたので、観光地として知られているみたいでした。ただ、近くには農家が1軒あるだけで、土産物屋も休憩施設もなかったです。記念碑がある場所は公園になっていて、小さな川を挟んで、ルクセンブルク側にも記念碑がありました。実際の3か国国境地点は、この小さな小川がウール川に流れ込む地点のウール川の真ん中です。3か所の陸地に標識がそれぞれあります。ベルギー側に歩道橋があり、ドイツ側に歩いて渡ることができます。
面白かったのは、駐車場があるベルギー側の道路の舗装とルクセンブルク側の舗装で、国境地点で舗装の色が違い、ルクセンブルク側はきれいに舗装されていましたが、ベルギー側は一部がでこぼこでした。豊かな国ルクセンブルクとの違いが出てました。歩道橋を渡ったドイツ側と対岸のルクセンブルク側はハイキングコースになっていました。
ところで、当地点まで車で来る間で、家の新築工事や新しい家が目立ち、ルクセンブルク市から車で1時間の僻地にも人口増加の波が来ているみたいでした。
Weiswampachの郊外にも、昔ベルギーに行くときに通ったときには、ガソリンスタンドが少しあるだけだったのが、大きなショッピングセンターができていて、驚きました。

写真下部の真ん中が実際の国境交差点です。