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知られざるルクセンブルク3- 湖を渡る歩道橋

今回は北部地方にある人造湖にかかる珍しい歩道橋を紹介します。遠方からの観光客にはあまり知られていませんが、近隣諸国からのバカンス客や国内の湖水浴ファンには、よく知られた人造湖オート・シュール湖には、湖を横切る歩道橋があり、対岸まで歩いて渡ることができます。今年は、新型コロナで近隣国からのバカンス客は少ないですが、国外旅行を控えた国内の家族連れや若者のグループで湖岸にある湖水浴場は賑わっています。週末の7月19日には、天気が晴れて暑くなったため、駐車場が満車になり、違法駐車の車が路上にあふれ、湖水浴場での混雑が目立つようになりました。新型コロナ対策で密を避けるために、ついに午後2時過ぎから警察が村への入口を閉鎖し、車ばかりでなく、人の入域も規制する事態になりました。混雑を避けるために、7月25日の週末からは、オンラインでの駐車場予約が必要になり、予約チケットなしでは、入村できなくなりました。
ルクセンブルク市からは、直通バスはなく、エテルブリュックまでは急行列車で27分、駅前から535番のInsenborn行きバスで、途中、有名な観光地エッシュ・シュル・シュールを経由して、終点手前のLultzhausen村で下車します。エッシュ・シュル・シュールを過ぎると右側に湖が見えてきます。バスを降りた地点は高台で、湖を見下ろす絶景が楽しめます。坂を下りて村に入り、教会を過ぎて、ユースホステル脇から湖に出ることができ、すぐに歩道橋が見えます。歩道橋を渡った対岸には、湖岸に沿った遊歩道があり、湖を眺めながら散策が楽しめます。