合い言葉は「テロワール!」チョコレートとワインの意外な共通点
2月1日(金)に都内で行なわれましたアルムンド樣のワインセミナーに参加して来ました。
今回のテーマは、「チョコレートとワインのテイスティング」、バレンタインを控えるこのシーズンにピッタリですね。
普段はB to Bでチョコレートを提供するピュラトス社と、世界でここでしか手に入らないワインを手掛ける株式会社アルムンドのスペシャルコラボにより実現した本セミナー。
アルムンド社が取り扱うルクセンブルクワインの中から、今回はアンリ・ルパート Selection12 Riesling2015が登場しました!
これは「世界最高のリースリング」に選ばれた逸品で、1本のぶどうの木になる実を12房まで減らすことで(Selection12の12はそこから来ている)凝縮感のある味わいを楽しめるワインです。
(以下写真 右端がSelection12)
レクチャー中でもチョコレートとワインの香りにうっとり…
今回はカカオ分が34~65%と異なる6種類のチョコレートと赤ワイン(スペイン)ロゼ(南イタリア)白ワイン(ルクセンブルク)が用意されていました。
香りが鼻先にふわっと広がり…香りをページ越しに皆様に伝わらないのが残念。
チョコレートでもワインでも、これらの素晴らしい香りを生み出すのに欠かせないのが、「テロワール」!
テロワールとは、ワインの原料であるブドウが育つ過程で必要な「場所」や「気候」「土壌」など、ブドウを取り巻く環境の特徴のことですが、チョコレートの原料となるカカオも「原産国」や「土壌」そして「気候」が、味の形成に大切な役割を果たすそうです。
このチョコレートにはこのワイン?....いえ、正解はありません!
1つのワインに対して感じ方が人それぞれであるように、今回のセミナーではあえてどのワインがこのチョコレートに合う、という言い方をしないのは驚きでした。
確かにプロにお勧めされたら、脳が疑いも無く美味しい組み合わせと認識してしまいそうですよね。不要な先入観を取り払い自分自身の五感をフル活用する事で、好みの組み合わせを見つける事が出来たのも大きな収穫でしたし、何よりワインの存在がぐっと身近なものになりました。
正直ワインセミナーと聞くと敷居が高く、予備知識が乏しくても参加して問題はないのだろうかと不安もありました。しかしアルムンド社代表 今野さんが仰っていた「ワインの敷居を下げ、幅広い方々に知って頂きたい」という言葉が、まさにこのセミナーのスタイルを象徴しているようで、とても印象に残りました。