”Made In Luxembourg“ に惹かれています。
ルクセンブルクと関わるお仕事をさせていただく事になり、早3週間が経ちました。ルクセンブルクには仕事で数時間立ち寄った事はあっても、過去に一度も観光で訪れた事のない罪深い私ですが、汚名挽回を期すべく、ルクセンブルクと名の付くものは何でも貪欲に取り込もうと、情報の洪水に溺れている毎日です。そんな中、ネット上で購読している Luxemburger Wortという新聞に、 Made in Luxembourg という興味深い連載を見つけたのでご紹介させていただきます。
http://www.wort.lu/en/business/made-in-luxembourg-5608e1660c88b46a8ce61222
特産品からサービスまで、Made In Luxembourgを提供している方々の活動にハイライトし、あなたにとってのMade In Luxembourgとは、といったインタビューが載っています。まだ記事の数こそ多くないものの、食料品や雑貨、ルクセンブルクデザインのファッションやインテリア小物など、現地でしか買えないレアなお土産情報の宝庫ではないかと期待しています。
中でも最初に非常に気になったのがRoland Munhowenという会社のマスタード。前身の会社は1922年創業との事で、1922年のレシピを忠実に守った”オリジナル”というマスタードを販売しているとの事。次に行く機会があれば絶対に買おうと心に決めたのが、記事に出会った先週、そしてなんと今週月曜日、職場のルクセンブルクの方からお土産ということで、偶然にも、その”オリジナル”マスタード!をいただいてしまいました(写真真ん中)。細長い歯磨きチューブのような形状もユニークで、お洒落です。日本人へのお土産に買ってこられるということは、ルクセンブルクの方にとっては、名古屋の方にとっての八丁味噌のような、あるいは広島の方にとってのおたふくソースのような位置づけなのでしょうか。藁しべ長者のような幸運な出来事に感謝しつつ、今度の週末はおいしいパンを買ってハムときゅうりでサンドイッチにしようと心に決めた次第です。
補足ですが、写真の左右に写っているお土産も、観光ガイドには必ず載っているOBERWEISという皇室御用達パティスリーのホットチョコレートの素、そしてさくらんぼのEau de Vie(蒸留酒)で、両方ともMade In Luxembourgです。このキーワードにはまだまだ奥深い世界が広がっている期待大で、今後も是非探索を続けたいと思います。皆様の「我が心のMade In Luxembourg」情報も是非是非お教えください。
ルクセンブルク貿易投資事務所
中丸直哉