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15th Enterprise Open day

9月になって秋晴れの日が多くなりました。18日の土曜日も朝からよく晴れて、朝から夕方まで、駆け足で中部地方、西部地方そして最後は中央駅裏と公共交通だけを使って6か所のイベントを見学してきました。地方バスは1時間に1本しかなかったので、乗り継ぎに遅れると1時間近く待たされたので、予定よりも時間がかかりました。
今回は、企業一般公開日で、工場見学したLuxiaitとArcelorMittalを紹介します。ただ、残念ながら両工場ともに工場内は撮影禁止だったので、工場内の写真は撮れなかったです。初めに、Merschまで列車で行き、バスでLuxlait工場前まで行きました。バスの乗客は1人だけでした。工場は郊外の不便なところにあることが多いので、さすがにバスで来る人は私以外いなかったです。
https://www.portes-ouvertes.lu/luxlait.html
着いたら、すぐにグループツアーに参加でき、20分ほどで牛乳、ヨーグルト、バターなどの製造工程をガラス窓ごしに見学しました。従業員350人で、製品の65%は輸出しているとのことでした。工場棟手前には子供向け案内コーナーがあり、子供の誕生会で使用できる部屋も用意されていました。
https://www.vitarium.lu/
BissenにあるArcelorMittalの工場までは、わずかに2.2㎞しか離れていませんでしたが、幸い無料の連絡バスが20分おきにあってラッキーでした。
https://www.portes-ouvertes.lu/arcelormittal.html
ArcelorMittalに着くと、白いヘルメット、黄色のジャケット、透明メガネ、そして耳栓を渡され、装備するように言われて、工場内を見学しました。ここでも、丁度、見学ツアーの開始時刻で、待たずに広い工場内を見学しました。24時間4シフトで鉄線の製造が行われてます。工場内は機械の騒音でガイドの説明があまりよく聞こえなかった上に、建設資材関連の単語力不足であまり理解できなかったです。かってエッシュの製鉄行程は見学したことがありますが、鉄線製造工程は初めてでした。ポーランドや英国でも生産されるとのことで、参加者がコストで負けるのではないかと質問すると、自動化と高品質で差別化しているとのことでした。確かに、製造工程は自動化が進んでいて、あまり作業員はいなかったです。工場見学後、ショールームを見学してから、無料で提供されたルクセンブルクソーセージのホットドックと飲み物をもらいました。
帰りは、Bissenの町中心まで歩いていき、中心部を散策した後に、バス停脇にあった本交換ボックス(かっての公衆電話ボックスの再利用)を見たら、なんと日本語の絵本が3冊も置いてあり驚きました。本交換ボックスは首都を含めて各地にありますが、日本語の本を見たのは初めてでした。Bissenにも日本人が住んでいるですかね。

なお、両工場は19日の日曜日も一般公開されていますので、興味のある方は、見学できます。