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ルクセンブルクでは、日本や独仏とは異なり、感染者数、入院者数が先月に比べて半減してきたのを受けて、1月11日から、厳しいロックダウンが一部緩和され、生活必需品以外を販売する商店も12月26日に閉鎖されて以来、再び再開されました。学校、スポーツ施設、文化施設なども再開されました。
毎週買物に行くクロッシュ・ドールのショッピングセンターも、入口で係員がアルコール消毒液を来場者の手に散布して、商店再開を歓迎していました。ただ、11日の再開当日昼休みに行きましたが、スーパーはランチ購入の作業員や近くのフランス系学校の生徒で活気が戻ってきましたが、衣料品などを販売する商店エリアはがらがらでした。市中心部商店街も人通りは、先週土曜に比べて増えていましたが、平日昼のせいか、まだ人通りはそれほど多くなかったです。しかし、高級ブランド好きが多いルクセンブルクでは、人気ブランド店前に早くも10人近い行列ができていました。商店閉鎖で、冬のバーゲンセールは1月2日から1月20日開始に延期されましたが、一部の店では、すでに最大7割引きのバーゲンセールが開始されていました。
学校は再開されましたが、先月同様に中高校は密を避けるために学年ごとのローテーションで自宅学習と対面授業を週ごとに交互に行うことになっています。
しかし、一部の学校では全生徒対面授業をしているところもあります。
新規感染者数は、1月7日木曜から12日まで6日間連続で200を下回り、入院患者数も先月中旬の200人以上から、12日には100を割って92人と多少余裕が出てきました。検査数は週末を除いて1万件を超えていますから、陽性率も1%台に下がって落ち着いています。ワクチン接種は、先月28日から医療関係者を手始めに始まっていて、老人ホームの関係者、75歳以上の人と優先順位をつけて実施されています。