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国境越えのハイキング

9月19日は、新型コロナ感染拡大で規制が始まった3月以来、初めて屋外での大型イベントがエッシュ主催で、ベルヴォーの大学地区で開催されました。「文化の夜」イベントでメインの夜のイベントは、別に記載しますが、当イベントの一環として、昼過ぎに、自転車ツアーとハイキングが開催され、国境越えハイキングツアーに参加してきました。ベルヴォー大学駅前の広場には、30人ぐらいの参加者が集まっていました。ツアー主催は、フランスのハイキングクラブで、メンバーは青いお揃いのTシャツを着ていました。6kmのコースで、最初と最後に階段の登りがあるほかは、ほぼ平坦なコースとの説明でした。多くの人はハイキングスタイルでした。西洋人以外では珍しく東洋人女性が1人参加していました。ルクセンブルクのイベント参加で東洋人に会うのは非常に珍しいです。小さな子供を連れた家族連れも参加していました。
遅いペースが苦手なので先頭グループで歩いていましたが、後続との差がつきすぎるので、何回も途中で休憩してました。そのため、1時間半ぐらいのハイキングでは休憩をとらないので、逆に少し疲れました。また、最後の丘に上がる階段がきつかったことも影響しました。自動車専用道を渡る橋は、左側がけもの道になっていて、草花が植えてありました。フランス側は、ルクスではあまりない小石が敷き詰められたハイキング道なので、タウンシューズではきつかったです。国境の表示はなく、気が付かないうちにフランスに入っていました。終点の町Villeruptに入る前には、新しいアパート群があり、ルクセンブルク大学に通うフランス人大学生用だと、フランス人が説明してくれました。ここはかって鉄鋼産業で栄えた地区で、いまは、広大な空き地が広がり、一部は住宅地に変わってました。町に入ってからは、階段を上がって展望台に入る入口で、手の消毒と絵柄のマスク配布をしていました。展望台には大きな張り子の人形があり、自転車で来た子供たちに段ボールの飛行機を、自転車に取り付けていました。空には複葉機が舞ってました。帰りは、町の中心まで下りて、無料連絡バスで大学駅まで戻りました。