culture

ルクセンブルクにベニスの運河再現

ルクセンブルクのエシュ・シュル・アルゼットに映画のオープンセットで中世のベニスが再現されていました。
2001年に300人以上の作業員が数か月をかけて、2万2500平方メートルの運河をめぐらした巨大なオープンセットを構築しました。6本ほどの映画が製作されましたが、2007年に維持費が膨大になるために撤去されました。
ルクセンブルクでは、映画産業にも力を入れていますが、ルクセンブルク制作または共同制作された作品と映画制作過程を役割別に紹介する小さな展覧会がダム広場の公会堂で2月12日から4月11日まで開催されています。初めに紹介したベニスのオープンセットの大きな写真が入口左の部屋に展示され、ビデオでセット製作過程も見ることができます。入って正面奥には、ルクセンブルクの国とルクセンブルク市の地図が壁に展示されていて、撮影場所として使われた映画が写真付きでわかるようになっています。大きなスクリーンでは、撮影された映画シーンを集めたビデオも見ることができます。
展覧会の会場風景は、無料新聞紙のサイト上で見ることができます。
http://www.lessentiel.lu/fr/luxembourg/story/le-luxembourg-decor-de-cinema-depuis-40-ans-10011344

展示パネルの説明は、海外に紹介するためか、ルクセンブルクの展覧会としては、珍しく全て英語で紹介されています。仏語話者には、仏語版の展示説明小冊子があります。でも、ルクセンブルク語や独語はありません。なお、掲載写真は、3枚ともに小冊子から選びました。
ルクセンブルクでは、国語であるルクセンブルク語の普及を推進していますが、まだ、ルクセンブルク人でも年配の人は読めないせいか、ルクセンブルク語表示は普及半ばです。新しくルクセンブルク市に開通した路面電車の駅名でも、ルクセンブルク語はあまり使われていません。実は、地名や場所名などは歴史的な経緯から、ルクセンブルク語名ではなく、仏語名がルクセンブルク語でもそのまま使われています。