culture

5月11日からのロックダウン緩和第二フェーズで開館が始まったばかりの美術館・博物館で、2020年の「ミュージアムの日」が開催されました。市内の7か所の博物館・美術館が無料公開されました。例年ですと、無料ガイドツアーやコンサートなどの各種イベントが開催されるのですが、今年は、緊急事態宣言中で、しかも社会的距離2メートル、マスク着用と入館時に消毒液での手の消毒が義務づけられているため、静かな開催となりました。混雑を避けるためか、事前にあまり宣伝されていなかった上に、天気がよかったため、訪れた6か所とも、ほとんどがらがらでした。私も前夜にWortのサイトを見るまで気が付きませんでした。市内中心部の市博物館、カジノ現代美術館、Villa Vauban、キルヒベルクのMudam現代美術館、要塞博物館、グルンド地区の国立自然史博物館を全て歩いて訪問してきました。久しぶりに市内を5時間かけて歩き回ってきました。外出制限が3月に発令されてから、あまり歩いていなかったので、いい運動になりました。
市内中心近くの公園、要塞博物館前の芝生では、多くの人が日光浴を楽しんでいました。
市博物館は久しぶりに常設展示を見学したら、展示がかなり変わっていました。国立自然史博物館は、特別展がいつも楽しみで、今回は鳥類についての特別展を開催していて興味深かったです。例年、子供を連れた家族で混雑しているのですが、今年は、若い人を数人見かけただけで、子供は全くいませんでした。緑の矢印が床に張ってあって、矢印通りに見学するようになっていました。