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2023年の欧州の日イベントは、フィルハーモニーそばのヨーロッパ広場で12時から開催されました。EU加盟各国の広報スタンドに加えて、EU機関など60以上のスタンドが参加して、案内パンフレットや布袋、マグカップなどの広報記念品を来場者に配布していました。加盟国のスタンドでは、特産の飲み物、お菓子に加えて料理を振舞っていたスタンドもありました。ウクライナのスタンドでは寄付を募るとともに、ウクライナの歴史本を販売していました。
初めにポーランド、ブルガリアの民族舞踊、チェコとスロバキアの子供たちによる合唱と踊りがメインステージで紹介されました。14時から大公殿下をお迎えして、公式プログラムが始まりました。ルクセンブルク市長、首相、EU委員などのスピーチに続いて、ユーロピアン・スクールの小学生による合唱があり、毎回、恒例のケーキが、大公殿下によりナイフが入れられ、来場者に配られました。時折、激しい雨が降るあいにくの天気でしたが、激しい雨にもまけず、小学生たちは力強くイマージンを歌っていました。また、悪天候にも関わらず多くの来場者でとても混雑していました。
首相のスピーチでは、欧州首都は、ブラッセル、ストラスブルク、ルクセンブルクの3か所ではなく、加盟27か国のすべての首都が欧州の首都であると強調し、前者の3か所はアドミニの首都だと述べていました。