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すでに日本でもドイツ西部の洪水のニュースが報じられていますが、ルクセンブルクでも、5日間以上も断続的に続く雨で、首都のグルンド地区を含む国内各地の川沿い地域で、14日夜から洪水が発生しています。15日午前中も小雨ながら雨が続いていますが、天気は回復に向かっており、16日金曜は曇り、18日の日曜日には晴れる見込みです。
過去12時間及び24時間の降雨量は7月の最高を記録し、1か月分の雨が過去24時間に降ったことになります。15日のお昼前にグルンド地区を取材に行ったら丁度、長靴をはいた首相が視察を終えて帰るところで、内相はまだ視察中でした。日本レストラン「かまくら」の前の通りはまだ水が引いておらず、浸水していました。水が引いた道路や駐車場では、市の清掃員が道路清掃をしていました。エレベーターを降りて、右側のイタリア人街では、家屋に浸水して被害を受けた内部の清掃やポンプでの排水をしていました。首都では、近年にない洪水被害です。各地の洪水の様子は次のサイトでわかります。
https://today.rtl.lu/news/luxembourg/a/1755502.html
https://today.rtl.lu/news/luxembourg/a/1755257.html
今のところ、ルクセンブルクでは人的被害が報じられていませんが、隣接するベルギーのワロン地方では2名、同じくドイツのアイフル地方では少なくと19人の死者と多数の行方不明者が出ています。
温暖化の影響か、かっては傘のいらない雨の日が多かったのに、最近は晴れの猛暑日が夏に増えましたが激しく降る雨の日も増えました。