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「生理の貧困」支援

「生理の貧困」は日本だけでなく、西欧の先進国でも問題になっています。「生理の貧困」は英国のBBCによりますと、「生理の貧困とは、低所得者が適切な生理用品を購入する余裕がなかったり、生理用品にアクセスできなかったりする状況を指す。」と記述されています。詳しくは、次のサイトで。
https://www.bbc.com/japanese/55068287
英国のスコットランドで2016年に生理用品無料提供化が世界で初めて決まったとのことです。

日本でもコロナ危機により、昨年の読売の記事によりますと、「自治体が公立学校や公共施設のトイレで生理用品を無料で配る動きが広がる。」とのことです。
https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20210325-00229125

ルクセンブルクでも今年(2022年)1月から、テストケースとしてルクセンブルク市内の公共トイレ5か所や、公立学校での無料提供が始まりました。
今月号(2月号)の市広報誌Cityマガジンでも、写真入りで公共トイレでの設置が掲載されています。

たまたま、2月7日に大駐車場脇にある公共トイレを使ったときに、入口近くに生理用品とコンドームが置かれていた場所がありました。誰でも自由に無料で取れるようになっていましたが、男子トイレに生理用品が置かれていたのには違和感を感じました。おそらく同じ型の容器が、女子トイレに設置されているので、同じモデルを使ったみたいです。
1月のRTL英語ニュースでも取り上げられていました。
https://today.rtl.lu/news/luxembourg/a/1843589.html

ルクセンブルクは欧州では珍しく無料の公共トイレが多く、しかも清潔なことで知られています。ただ、最近は、硬貨を投入して入る有料無人トイレも増えてきました。