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国鉄整備工場と新競技場見学

27日の日曜日は、昨日とは打って変わって、ときどき雨が降る気温17度の肌寒い一日でした。ポルトガル祭は悪天候で中止になり、日本フードイベントもラーメンが土曜で完売したため、中止になり、食の方は残念な一日でした。
国鉄整備工場見学は、朝一番に連絡バスで10時前に到着しました。10時の入場時には20人以上の行列ができていました。内部は、自由見学で、スタンドや公開車両の運転席には説明員がいて、説明してくれました。普段見ることができない運転席の中に入ったり、重機で釣り上げられた車体の下を見学したり、整備中の工事車両も間近で見られました。お子さんには、列車の運転シミュレーターや3Dメガネが人気がありました。
唯一の大型SLは、1948年に残った部品をかき集めてウィーンで製造されたとのことでした。かって一度少しの距離を運転する同じSLの運転台に乗ったことがあります。走っている運転台に乗ったのは初めてでした。
天気が悪かったせいか、思っていたより本日のイベントは、空いていました。
整備工場も新競技場も事前予約必要で、新競技場は5分刻みガイドツアーで、1ツアーの人数が制限されているため予約が埋まっていたみたいです。
26日の土曜に大公殿下が臨席されて、公式オープンセレモニーが開催され、27日は一般公開でした。観客席は、赤白青の国旗カラーで色分けされていて、とてもきれいでした。旧競技場を改修せずに、新競技場を建設したのは、旧競技場が雨の多い国で浸水することが多く、改修が難しかったためとのことです。
普段は見学できないVIP席、ロイヤルラウンジ、食堂、選手ルーム、試合時の選手席などをガイドの説明で1時間ほど回りました。帰りに記念品として、大人には競技場ガイドブック、子供にはサッカーボールが無料で渡されました。競技場裏広場では、ホッケー、車椅子バスケ、卓球、野球のバッティングマシンなどを体験できるようになっていました。ガイドツアーは仏語を選択したら、予約時刻の10分前のグループになり、到着後待たずに参加できました。ルクセンブルク人の仏語は分かりやすいので、初心者でも聞き取りしやすいです。VIP席の価格はとの質問に参加者の1人が500ユーロと回答したら、半分の250ユーロが正解でした。新競技場は国立だと思っていましたが、ルクセンブルク市営とのことでした。