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バーゲン開始と感染再拡大

6月26日金曜から夏のバーゲンセールがルクセンブルクで隣国のフランスやベルギーに先立って開始されました。両国とも、新型コロナのために例年に比べて開始が遅れています。フランスは、7月15日から8月11日まで、ベルギーは8月1日から31日までです。ルクセンブルクは4週間で7月25日までです。初の週末となる27日の土曜日に駅地区、センター地区、郊外2か所のショッピングセンターを回って来ましたが、駅地区、センター地区の商店街は、丁度、昼時で、ダム広場やギヨーム広場の屋外席で食事をしている人はいましたが、ほとんどの店ががらがらでした。キルヒベルクにあるショッピングセンターも仏系大型スーパーのオーシャンは混雑していましたが、ZARAのみ人数制限による待ち行列で店頭に5、6人並んでいたほかは閑散としていました。最後に訪れた国内最大のクロッシュ・ドール・ショッピング・センターのみ、多くの買物客で、あちこちの店の前で長い行列ができていました。特にZARAのレジの前には20人近い人が並んでいました。なぜか、きょうはZARAがどこでも人気があり、H&Mは閑散していました。駅地区にあるH&Mの閉鎖が決まったのもなんとなくわかります。普段は空いている同センターにあるオーシャンも、初めてみる混雑でした。

東京では、最近、1日の感染者が50人前後と宣言解除後最悪になっていますが、ルクセンブルクでも、週別感染者数が毎週増加して、一時は20人まで下がったのが再び74人と5月以降で最悪を記録しています。特に、6月25日木曜からは日ごとに倍増しています。25日11人、26日22人、27日44人です。人口62万人の国での44人に対して、東京は27日に57人ですから、人口当たりで検査数が多いと言ってもかなり大きな数字です。検査数は26日が5696件に対して、27日は3506件と2千件以上も少ないのに、新規感染者数は逆に22人から44人と倍増しています。保健大臣は、都知事と同様にまだ感染第二波にはなってないとのことですが、若者にパーティに行かないように求めています。

駅地区

センター地区

キルヒベルク

クロッシュ・ドール