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クリスマス前の日曜風景

ルクセンブルクでは、きのう19日土曜日から2週間の冬休みに学校が入っています。ただ、休み明けには、どのような事態にも備えるように教育省は学校に指示しています。私立学校の中には、すでに休み明け後、1週間の学校閉鎖と遠距離学習を決めているところもあります。オンライン授業にも使えるビデオ会議システムは、世界的にはZoomが人気がありますが、ルクセンブルクを含む西欧ではTeamsの方が人気があるみたいです。
すでに日本でも新型コロナの英国での変異型流行が報じられていますが、ルクセンブルクも英国からの航空便を全てキャンセルすることを、ドイツやオランダなどと共に決定しました。報道によると、ロンドンでは、感染制御不能になっているとのことで、今でも医療崩壊が懸念される中で、新たな火種にならないといいのですが。
20日の日曜日は、クリスマス前の最後の週末で、感染高止まりでドイツのような厳しいロックダウンが予想される中で、最後になるかもしれない自由な買物を楽しむ人々で、中心街や郊外のショッピングセンターは多くの人で賑わっていました。部分的ロックダウンが1月15日まで延長されるのに加えて、ショッピングセンター内での飲食が禁止されたため、飲食街以外でも、椅子が撤去されたり、テープで入れないようになっていました。中心街のブランド店前やセンター内の人気店前には、何人もの人が行列して待っていました。中心街では、ホットワインを販売するスタンドがあちこちに見られました。
また、新型コロナ対策について自由に発言できる集会がギヨーム広場で開催されていました。多くの人が、規制にうんざりしている様子が感じられました。
警官ではなく、物議を引き起こした民間ガードマンによる中心街でのパトロールも2人一組でいました。