sightseeing

9ユーロ切符で近郊へ2

ドイツには、ガイドブックに載っていない小さな町で、木組みの家や城壁に囲まれた美しい町がたくさんあります。車だと通らなかったり、気がつかないで通過してしまう町も列車に乗っていると車窓から見える風景が目に留まることがあります。前回に続いて、帰り際に立ち寄ったメインラインであるケルン・コブレンツ間で城壁が見えたアンデルナッハ (Andernach)を紹介します。
この町は、欧州では珍しい60mにも上がる間欠泉観光で有名な町ですが、時間の関係で今回は、城壁に囲まれた市内観光だけを歩いて楽しみました。まず、駅を降りて、旧市街に向かい観光案内所で無料の英語版地図をもらいました。地図に書かれた名所を回るコースに沿って歩き回ってきました。観光客も買物客も少なく市内のメインストリートも閑散としていました。ただ、ライン川沿いの間欠泉観光の船は多くの観光客で賑わっていました。

ところで8月15日の地元紙ネットニュースで欧州内の航空便欠航続出でルクセンブルク観光が後押しされたとの記事がありました。飛行機での遠出をあきらめて、車でルクセンブルクを訪れた観光客が増加したとのことで、ホテルもキャンピング場もコロナ前を上回るところもあったみたいです。

Le tourisme au Luxembourg boosté par les vols annulés


確かにコロナで、人との接触を避けられるキャンピング人気が高まり、特に今夏は新規患者が再拡大したこともあってキャンピング場はどこも混雑しているみたいです。ウクライナ戦争によるインフレで物価が上昇していることも影響していると思われます。特に、ロシアに大きく依存していたエネルギーが制裁で高騰し、ルクセンブルクでも秋からガス料金が8割、電気料金が35%上昇見込みです。