sightseeing

9ユーロ切符で近郊へ1

ルクセンブルクのいいところは、気軽に陸続きの国境を超えて隣国を訪れることができることです。特に今年の夏はドイツで1か月地方交通乗り放題の9ユーロ切符が発売されたので、気軽にドイツ近郊を訪問することができます。今年は、例年になく雨が少なく、8月に入っても30度を超える晴れの日が8月第二週は続いています。8月13日のRTL英語版にはライン川の水位低下の記事がありました。
https://today.rtl.lu/news/luxembourg/a/1953243.html
3連休前の12日にかって日経国際版別冊「旅名人」で取り上げられたアール地方のバードノイエンアール・アールバイラ―に行って来ました。日本の通常のガイドブックでは取り上げられることがない小さな町でしたが、名前が長いこと知られた町なので、一度行ってみたいと思ってました。ところがコロナで延期になり、さらに昨年には思いがげない大洪水が発生し、200人近くの方亡くなったことがあって延び延びになっていました。
ルクセンブルクからコブレンツまで地方急行に乗りましたが、トリア―ですでに満席近くとなり、途中から2階席でも立っている人が出始め、コッヘムではトイレに行くのが困難ほどの混雑になりました。コブレンツに着いたら、接続のケルン方面行きの地方急行が運休になっており、後続の普通列車は10分遅れで30分以上待たされました。ホームに着いた列車は満員で、降りた人より乗る人が多く、一部乗れない人がでました。中は日本の満員列車並みの混雑で、戦争映画「レマーゲンの橋」で有名になったレマーゲンまで行きました。幸いドア付近にへばりついていたので、1人しか降りない駅で降りられました。次の接続列車は普通なら20分以上余裕があったのが、発車時刻で、飛び乗りました。アール川沿いを走るローカル列車はがらがらでした。こんな人気のないローカル列車なのに30分おきにあるのには驚きました。しかも帰りは数人しか乗ってなかったです。昨年の洪水で大被害を受けたのに、よく再建したものです。日本なら廃止でしょうね。
アールバイラ―・マルクト駅で降りると、旧市街の城門にたつ塔がすぐに見えました。反対側の斜面は一面ワイン畑で、ドイツでは有名な主に赤のアールワイン
の産地でした。門を入って旧市街の中に入ると、道路はきれいに舗装されていましたが、洪水のなまなましい傷跡が建物の1階に残っていました。木組みの家が並ぶ商店街は、ほとんど店が閉まっており、相変わらず工事中でした。そのせいか、観光客も教会広場以外ではほとんど見かけず、ゴーストタウンみたいでした。ただ、城壁、城門塔、木組みの家並みはとてもきれいでした。旧市街を抜け、アール川沿いに行くと、流された橋の脇に、鉄骨の橋が造られていました。
日照りで歩いても渡れそうな小川が大洪水をもたらしたと信じらないような光景でした。
次いで、先ほどの列車で2駅戻ったバードノイエンアールに行きましたが、こちらの新市街も駅前近くの一部を除いて、ほとんど店が閉まっていました。有名な川沿いにある温泉ホテルも工事で閉鎖されていました。洪水前に日本人が訪問した旅行記がネットにありました。
https://4travel.jp/travelogue/10430619
残念ながら、この風景には当分戻りそうにないです。洪水時と今の様子は次のサイトで見れます。
www.theguardian.com/world/2022/jul/13/floods-then-and-now-photographs-germany-ahr-valley-flooding-disaster-july-2021

帰りは、途中ライン川沿いのアンデルナッハで途中下車してからコブレンツに戻りましたが、当初、地方急行での移動でしたが、その前の普通列車が30分以上遅れて、普通列車での移動になりました。こちらも混んでいましたが、幸いドア近くの補助席に座れました。