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知られざるルクセンブルクの古城

ルクセンブルクでは、相変わらず天候不順が続いていて、なかなか屋外施設を日帰り観光できる日がないです。たまたま朝からよく晴れた日があったので、前々から行きたいと思っていたルクセンブルク人でも、おそらく知っている人がほとんどいない古城跡に行ってきました。
ルクセンブルクの古城で有名なところは、ルクセンブルク城郭協会のサイトで網羅されていますが、このリストにも載っていません。
http://www.associationchateaux.lu/english/index.html

しかし、ルクセンブルク北部地方EISLEKの観光地図や観光案内パンフレットには写真付きで掲載されています。
城は、北部地方の小さな村Brandenburgの丘の上にあるBrandenburg城です。丁度、Vianden城とBourscheid城のほぼ中間に位置しています。
観光地でないため、駐車場も城への案内板もないですが、城の入口や内部には案内パネルが設置されていました。北部の中心都市Ettelbruckから465番のバスで20分ほどで行くことができます。村に入ると正面に城跡が見えてきます。入口付近は現在工事中ですが、門は開いていて自由に内部に入ることができます。
城の歴史は9世紀にあった木造の要塞まで遡り、13世紀の11.9mの高さの塔はかって4階建てでしたが、現在残っているのは3階建てです。塔へ通じる道は、歩きやすいように遊歩道が整備されていて、新たに設置された階段で塔の上まで上がることができます。塔の上からはパノラマの景色を楽しむことができます。観光地として知られてないため、内部にはだれもおらず、受付もなく、自由に歩き回れます。