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ドバイ万博ルクセンブルク館のヴァーチャル・ツアー

4月12日は朝からよく晴れて、日なたでの気温がお昼過ぎには24度まで上がり、まるで夏が来たみたいでした。上着が必要ないどころか、半袖でも十分でした。
ランチ後に、ルクセンブルクに隣接するドイツ側のハイキングルートや観光情報を手に入れるために、列車でWasserbilligに行って来ました。ドイツ側への橋を渡って、すぐの所にドイツの観光案内所があるのは、昔から知ってましたが、開館時間に行ったのは初めてでした。ザール地方やモーゼル地方の各種のパンフレットをもらって帰ろうとしたら、案内所の女性が、入口のレンタルバイクコーナーで、3月末に閉幕したドバイ万博でのルクセンブルク館ヴァーチャルツアーができるとのことで、早速試してみました。大公殿下、首相のスピーチ後に、館内を見たいものに焦点を合わせながら、移動し、最後に上から降りるのに階段か滑り台の選択があり、滑り台で降りていくと、出口前にデジタル大臣が待ち構えていて、デジタル化について説明して、締めくくっていました。担当の男性はルクセンブルクに住んで、ドイツで働いていると言ってました。Wasserbilligに行って、時間がありましたら、このヴァーチャルツアーも試してみてください。
丁度、ルクセンブルク側の橋の近くにある駐車場では、八重桜が下の枝から咲き始めていました。ただ、通常、多くの白鳥やアヒルなどの水鳥が集まっている橋の下は、残念ながら、数羽しかいませんでした。こんなに少なかったのは初めてでした。餌をやる人が多いために、餌禁止の看板が新たに設置されていましたが、看板の下で餌をやり始めた親子がいたら、白鳥が数羽集まってきました。餌をあげることは法律で禁じられており、罰金ですが、禁煙のバス停と同じで、喫煙しても取り締まりがないため、守らない人が多いです。
モーゼル川では、真っ黒な鵜が、体を水面に出しては、すぐに潜り、魚を探していましたが、10回以上潜っても、小さな魚をくわえて首を出したのは1回だけでした。先週の雨で増水して流れが早く濁っていたせいか、魚を見つけるのは容易でなかったです。
帰りは、トリアから来るルクセンブルク人の中年女性に人気のおばちゃん買出しバスで、戻って来ました。2階建てバスの1階では、おばちゃんグループの賑やかな会話や笑い声が、2階までよく聞こえてきました。バスは、Wasserbilligの町を抜けると、両側に何軒ものガソリン・ススタンドが並んだ有名な国境名所を通ります。2階建てバスの2階先頭は眺望がいいので、通常の車では見れない高さから景色が眺められます。