sightseeing

E22-エッシュ欧州文化都市開幕イベント

2022年の欧州文化都市に指定された南部の町エッシュで、2月26日土曜日開幕式典が開催されました。当日は朝からよく晴れて、明け方には氷点下でしたが、午後には日なたで12度を超えました。開幕式典が行われる市役所前への入場は16時過ぎから始まりましたが、16時前には長い行列ができていました。入場には事前にネットで無料配布されていた入場券が必要で、新型コロナのワクチン証明、回復証明などの確認された後に、入場券がチェックされて、布製のブラスレットを手に付けられました。入場チェックでは長い行列でしたが、会場内は思っていたほどは混んでいませんでした。式典は17時前から始まり、17時半近くに大公夫妻が入場して、貴賓席に座りました。貴賓席には日本大使夫妻も臨席されていました。大公夫妻の左右には、ユンカー前EU委員長、首相、大臣が座っていました。イベント責任者、市長、文化大臣などゲストのスピーチが何人も続き、しびれを切らして、途中で退場する人が何人もいました。
最後にEU文化担当より欧州文化都市の記念盾が市長に渡され、長い赤いテープが大きなハサミで切られ、開幕式典は終了しました。大公夫妻を始め、貴賓席のVIPが退場し始めると同時に、開幕イベントが始まり、市役所にビデオマッピングが投影され、寸劇や、踊りが始まりました。
日没後に急に冷え込んできたので、20時前には帰りました。レジデンス広場では、ロックコンサートが開催されており、最前列には、ウクライナの国旗を模したパネルを持った女性グループがいました。
15時半前に着いたので、市内中心を散策しましたが、イチゴ500gが1ユーロ、みかんとオレンジがそれぞれ1kg1.49ユーロの表示がされた格安の果物を店の外に陳列していた食料品店がありました。エッシュは首都圏に比べるとかなり物価も安そうでした。