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初夏のエシュテルナッハ湖

ルクセンブルクでは、冬に逆戻りしたような肌寒く、天候不順な日が続いていましたが、ほぼ3週間ぶりに一日中よく晴れて、午後には気温が日なたで25度を超えた5月28日、久しぶりに110番の直行バスで、エシュテルナッハ湖に行って来ました。キルヒベルク地区から40分ほどで、110番のバスは湖前にある停留所に着きます。天気がいい週末は、広い屋外駐車場が満杯になり、駐車場を探すのが困難なので、湖にはバスで行くのが便利です。しかも市内中心部へは、市内循環無料バスが日曜以外は20分おきに出ています。
当日は平日だったので、駐車場は8割ほどの混雑でしたが、多くの人が、30ヘクタールの人造湖を周遊する散歩道を散策したり、サイクリング、ローラースケート、キックボードなどを楽しんでいました。自転車は、湖畔にあるユースホステルでも借りられます。
湖上では、足漕ぎボートを、湖畔では釣りを楽しむ人が見られました。また、かわいい7匹のひよこを連れた白鳥の親子連れが湖面を泳いでいました。
湖では、水鳥を含む野鳥が多いことでも知られていますが、当日はあまり多くみられませんでした。
ルクセンブルクに住んでから、雲を見ることが多くなりました。高層ビル街がなく、家の密集地帯も少ないルクセンブルクでは、一面の空が見られる場所が間近にあります。人造湖の静かな湖面では、上空の雲が写し出されていて、しかも湖面では、雲が上空よりも詳細に見え、興味深かったです。