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ワクチンパスポート運用開始で旅行解禁

色々と問題が指摘されているワクチンパスポートですが、いよいよ7月1日木曜日からEU加盟国を含む欧州31か国(EU加盟27か国とスイス、ノルウェー、アイスランド、リヒテンシュタイン)で運用が開始されます。パスポート記載のQRコードを国境で読むことで、自由に移動ができるようになります。
パスポート取得には、3方法があります。
1.ワクチン接種完了者
2.過去72時間以内のPCRテストで陰性者
3.コロナ感染回復者
ルクセンブルクでは、ワクチン接種完了者に紙のワクチンパスポートが6月中旬に郵送されてきました。

ただ、東京でも感染者が拡大してきていますが、ルクセンブルクでも、若者の感染者が学年末や卒業を控えて、増加してきました。1日当たりの感染者が20人を下回るケースが大半であったのが、29日53人、30日92人と再び3桁間近に増えてきました。
しかし、高齢者のワクチン接種が進んできたため、30日発表の感染者は全て60才未満で、15から29才の感染者が108%も増加しています。感染経路は4割以上が不明で、21.5%が家庭内、15%が外国旅行者、13.1%がレジャーです。
10万人当たりの感染も前週14人から17人に、陽性割合も0.19から0.27%に上昇しているのが気がかりです。
すでに、スペインでは、若者に人気のマジョルカ島に卒業パーティで集まった若者の大規模集団クラスターが発生しています。
https://news.in-24.com/world/85805.html

なおEUのワクチンパスポートについては、次のEU英文サイトで詳細がわかります。
https://ec.europa.eu/info/live-work-travel-eu/coronavirus-response/safe-covid-19-vaccines-europeans/eu-digital-covid-certificate_en#how-will-citizens-get-the-certificate