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Japan-tag 2022 -Düsseldorf

新型コロナの感染も収まってきて、デユッセルドルフで5月21日に開催された2022年の日本デーは、3年ぶりにコロナ以前を上回る規模で開催されました。幸い心配されたお天気もときどき黒い雲に覆われましたが雨が降ることもなく、数十万人の訪問客で、午後にはライン川沿いの会場を移動するのが困難なほどの混雑でした。デユッセルドルフ市の人口は63.8万で、ルクセンブルクの総人口64.5万人近くに迫る都会のため、会場内だけでなく、市内中心の商店街を多くの人で賑わっていました。デユッセルドルフは、欧州では「リトルトウキョウ」として知られており、ドイツに住む日本人の4分の1に当たる8千人以上が住んでいて、数多くの日本の企業や商店が集まっています。日本のパン屋さんは大人気で、30人以上の行列ができていたため、残念ながら買うことができず、比較的すぐに買えたおにぎりでがまんしました。それにしても、おにぎりは欧州にも定着してきたみたいで、会場内のおにぎりスタンドには長い行列ができていました。価格は1個3ユーロが多く、日本に比べる高めですが、日本食品スーパーでの日本食品もだいたい日本の3倍はします。
7時半過ぎの列車でルクセンブルクを出発しましたが、トリアでトリア大学の日本学科の生徒や日本人留学生のグループが大勢乗ってきて、一般客も含めて満席になっていました。イベントは12時半からブルグ広場で公式行事が始まり、市長、NRW州大臣、日本総領事、日本クラブ会長のあいさつ後、日本クラブや幼稚園、日本人学校などの演奏、合唱、踊りなどがありました。舞台正面近くでは、多くの日本人の親御さんたちが携帯でビデオ撮影していました。コスプレ大会はすごい人気で別会場の舞台近くには全く近づけませんでした。でも、コスプレ大会参加者よりも、会場に来ていた若者のコスプレの方が見事な作品が多かったです。優勝者は、下記写真真ん中のドレスの女性で、日本の往復航空券を賞品として受け取っていました。夕方から大人のグループの演技がメイン舞台であり、最初のよさこいグループの演技を見てから、日帰りなので帰りました。23時からの花火は過去1度見たことがありますが、すごい人波で、川辺には全く近づけませんでした。司会者によると花火はローカルテレビ局から実況中継されるとのことでした。
会場内のスタンドでは、着物体験や生け花体験が今回も大人気でした。千葉県が姉妹都市になっているため、マスコット「チーバくん」も参加していました。