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Nature Reserve Haff Réimech

ルクセンブルクの公立学校が1週間のカーニバル休暇に入った2月16日木曜日に、久しぶりにハイキンググループのメンバーを案内して、Remerschenにある自然を楽しめる野鳥保護区を歩いてきました。402番のバスで中央駅裏から、シェンゲンまでバスで行って、シェンゲンからRemerschenまで歩きました。
シェンゲンでは、学校休暇のせいか、協定調印記念碑や写真パネルの前で、2組の高校生のグループがガイドの説明を受けていました。また、お城前の広場では、欧州各国の国境を撮影した写真展を開催していました。シェンゲンのカフェでランチを食べた後に、モーゼル川沿いのサイクリングロードを歩きました。
Remerschenのいくつもの池がある湿地帯に着いたときに、雨が少し降ってきたので、鳥の資料館Biodiversum を見学することにしました。鳥のはく製や、ルクセンブルクを通過する渡り鳥のパネル紹介などの展示に加えて、国内で見られる鳥だけでなく動植物のたくさんの本も展示されていました。2階の展望テラスから野鳥保護区の池が一望できました。対岸には野鳥観察小屋も見えます。当資料館には何回も来たことがありますが、冬は初めてで、池には多くの野鳥が見られました。国内を通過する渡り鳥はアフリカから北欧に戻るのが年々早くなっているとの説明があったように、丁度、中央駅裏のバス停で待っていたときや、シェンゲンで写真展を見ている上空をV字型を描いた渡り鳥の群れが通過していました。冬を南の暖かいところで過ごした渡り鳥が2月中旬に早くも北に戻るのは、温暖化の影響かもしれません。資料館を見終わって外に出ると、丁度、雨がや止んでいたので、自然保護区にある池の周りを一周してきました。元の資料館前に戻ってから、反対側にある夏季開設される有料遊泳場の池の畔にあるレストハウスで遊泳場を眺めながら、お茶を楽しんできました。冬なのがらがらでした。
レストハウスから北にあるRemerschenの集落まで歩いて、ユースホステル前にある停留所から、432番のバスでルクセンブルク市へのバスの本数が多いRemichまで行って、丁度、来たキルヒベルク行のバスで戻りました。

鳥の資料館と野鳥保護区の様子は次のビデオでも見れます。