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リトアニアの杉原記念館とルクセンブルク領事館が同居

今年2022年の欧州文化都市は、ルクセンブルクのエッシュ・シュル・アルゼット、リトアニアのカウナスとセビリアのノヴィサドの3都市です。
リトアニアのカウナスと聞いたら、日本人が必ず訪問する場所があります。命のビザで有名な杉原千畝氏の記念館が旧日本領事館にあります。コロナ前の2019年7月に訪問しましたが、日本語が堪能な係員がおり、訪問者の8割近くが日本人とのことでした。カウナスでユダヤ人を救った日本人外交官がいる一方、大公一家を含む多くのルクセンブルク難民を救ったポルトガルの外交官がフランスのボルドーにいました。詳細は2019年12月31日付け「大公一家を救った命のビザ」を参照してください。
おそらく杉原記念館を訪問した日本人は、だれも気がついていないと思いますが、同じ二階建て家屋の左側入口が記念館なのに対して、なんと右側の入口はルクセンブルク領事館でした。なぜ今もカウナスに名誉領事がいるのか。それは、かって旧日本領事館があったように、カウナスがソ連に併合される前までリトアニアの首都であったからです。ルクセンブルク外務省の一般公開時、係員に、第二次大戦前も、同じ場所にあったかどうか確認しましたが、残念ながら、リトアニアには大使館はなく、ポーランド大使が兼任しており、カウナスに名誉領事がいるのは、旧首都であったからとしか、知りませんでした。もしかしたら、大戦前は、日本領事館と隣り合わせだったかもしれません。残念ながら週末に訪問したため、領事館は開いてなく、聞くことができなかったです。
リトアニアは小国なのに、第二の都市カウナスだけでなく、現在の首都であるヴィルニュスにもルクセンブルク領事館があります。